サイボウズスタートアップス株式会社（本社:東京都港区 社長:山本 裕次 以下、Cstap）は、サイボウズ株式会社が提供する業務アプリクラウド「kintone（キントーン）」と連携して利用する「kViewer」の大幅な機能拡張をおこなった、バージョン2.1を平成27年9月4日（金）に公開を開始します。

IDを付与しない多数のユーザーへの情報公開を可能にしたkViewer

「kViewer」は、kintoneアプリに登録されたデータを、ホームページのFAQサイトなど、誰でもアクセスして内容を確認できるようにするサービスです。kintoneは、アカウントを保有し、システムにログインしたユーザーだけが登録内容の閲覧をすることができます。そのため、利用できる範囲が登録された限られたメンバーだけの利用に限定されておりました。「kViewer」を利用することで、ユーザー認証を不要とし、kintone内に登録された情報を安心して外部に公開することができます。

一覧ビューに検索機能が追加

絞り込んだ一覧ビューを表示することは従来からできたのですが、表示できる内容を検索して探すことができなかったため、大量のデータを公開するような運用には適していませんでした。今回のバージョン2.1で検索機能が付加されたため、一覧ビューから簡単に目的のレコードを探すことができるようになり、大量のデータ公開での利便性が拡大いたしました。kintoneでは検索対象では無い「ラジオボタン」や「チェックボックス」などの選択肢フィールドも検索が可能です。

ビューのコピー機能が追加

従来、似たようなビューでも作成の度に一から作成する必要がありました。ビューのコピー機能を実装したことにより、スピーディに多くのビューを作成することが可能になりました。少しだけ設定を変えたビューを多くの方に配布したい時など、ご利用いただけます。

CSS、JavaScriptファイルを指定のURLから取得できカスタマイズ性が向上

公開するページをCSSファイルやJavaScriptファイルを添付いただくことでカスタマイズができたのですが、開発途中でページ表示を確認する場合など、スピーディなチェックが難しい状況でした。今回のバージョン2.1より指定のURLより各ファイルを直接取得できるようになり、DropboxやEvernoteなどで開発をしながら、直接表示崩れが発生しないかなどの確認しながらの開発ができるようになります。