社名の由来

雲を創り出し、人々に恵みの雨をもたらしたトヨクモノノカミのように、全世界にクラウド (雲) を広げたい

私たちは、すべての人が情報を活用し、より豊かな社会生活ができるように、 誰でも利用できるクラウドサービスをより広く提供していきたいと考えています。 天地開闢(てんちかいびゃく)のタイミングで、雲を創り出し、 農業ができるように大地に雨をもたらしたと言われる豊雲野神(とよくもののかみ)のように、 全世界にクラウド(雲)を広げる希望をこめて『トヨクモ株式会社』と命名しました。

豊雲野神の豆知識について

その「豊雲野神(とよくもののかみ)」は、日本最古の歴史書である古事記の上巻に登場します。 以下原文となります。(旧字体は変換しており完全ではありません)

天地初發之時、於高天原成神名、天之御中主神、次高御產巢日神、次神產巢日神。此三柱神者、並獨神成坐而、隱身也。
次、國稚如浮脂而久羅下那州多陀用幣流之時、如葦牙、因萌騰之物而成神名、宇摩志阿斯訶備比古遲神、次天之常立神。 此二柱神亦、獨神成坐而、隱身也。
上件五柱神者、別天神。 次成神名、國之常立神、次豐雲野神。此二柱神亦、獨神成坐而、隱身也。
次成神名、宇比地邇神、次妹須比智邇神、次角杙神、次妹活杙神二柱、次意富斗能地神、次妹大斗乃辨神、次於母陀流神、 次妹阿夜訶志古泥神、次伊邪那岐神、次妹伊邪那美神。
上件、自國之常立神以下伊邪那美神以前、幷稱神世七代。上二柱獨神、各云一代。次雙十神、各合二神云一代也。
上件、自國之常立神以下伊邪那美神以前、幷稱神世七代。

まだ何もなかった混沌の状態より天地開闢(かいびゃく)のとき、神様が現れました。 最初の五柱(いつはしら)の神々により、宇宙が始まったといわれています。 そのため特別に「別天つ神(ことあまつかみ)」といわれています。 いずれも性別の無い独神(ひとりがみ)で、独身のまま子どもを生まず、姿は見えなかったといわれています。 この目に見えない神様たちによって支配統一され、この世界は動かされているといわれています。

別天つ神(ことあまつかみ)
・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
・神産巣日神(かみむすひのかみ)
・宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
・天之常立神(あめのとこたちのかみ)

別天つ神の後に、国之常立神(くにのとこたちのかみ)がお生まれになりました。 国之常立神は、地が永遠に揺らがないように大地を守ったといわれています。 つぎに、豊雲野神(とよくもののかみ)がお生まれになり、真っ白なふわふわしたいくつもの星雲に姿を変えました。 豊雲野神までの神が、性別の無い独神(ひとりがみ)となります。

国之常立神(くにのとこたちのかみ)豊雲野神(とよくもののかみ)
引き続いて五組十柱の神々は男女ペア(左側が男性神、右側が女性神)で生まれました。
別天つ神の後に生まれた七組十二柱を総称して神世七代(かみのよななよ)といわれています。
宇比地邇神(うひぢにのかみ)・須比智邇神(すひぢにのかみ)
角杙神(つのぐひのかみ)・活杙神(いくぐひのかみ)
意富斗能地神(おほとのじのかみ)・大斗乃弁神(おほとのべのかみ)
於母陀流神(おもだるのかみ)・阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)

豊雲野神(とよくもののかみ)が表すものとは?

「豊かな雲」の意であり、雲を神格化した存在とされています。雲は雨を降らします。 そのため最も重要な農業にとって大事な存在であったと考えられます。 また、人が農作物を食すために、釜を炊けば煙(=雲)が立ち上ります。 つまり雲というのは「繁栄」も表す、崇高なものだったのではないかと考えられています。 また、別の側面としては太陽を隠すこともあるので、怖い存在でもあると考えられるでしょう。 そのような、大切な存在であり、怖い存在だからこそ、大切に祀られていたと考えています。

最後に、神様を数える単位として、柱が使われます。

柱は天と地を結ぶ特別なものと考えられており、その先に神々の住む天を思い、高ければ高いほど、 それを目印である「柱」に神が降りてきてくれると考えられていたためです。 1000年杉など大木をありがたく感じるのもその一つと考えられます。

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