トヨクモ「安否確認サービス2」、サービスの稼働を保証する品質保証制度(SLA)を制定
トヨクモ株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役:山本 裕次、東証マザーズ:4058)が提供する企業向けの安否確認システム「安否確認サービス2」(https://anpi.toyokumo.co.jp/)は、2021年2月1日に自社製品で初めてとなるサービス品質保証制度(Service Level Agreement、以下SLA)を制定いたしました。
背景および制定の目的
近年、弊社サービスを検討・導入いただく対象が一般の民間企業のみならず、官公庁や自治体、超大手企業まで広がっております。お客様層が広がっている中ではありますが、さらに安心してご利用いただくため、SLAを制定致しました。
製品の特性とSLA制定の難しさ
安否確認システムは、緊急時にアクセスが集中するその特性から、SLAを制定するのは非常に難しいジャンルとされます。それを証明するように、SLAを制定している安否確認システムは数えるほどしかありません。その背景には予期できない災害や、昨今は感染症のニュースとともに急増するメール送信数、アクセス数などがあります。そのような製品特性・環境ではありますが、更に責任を持って製品を提供していく姿勢を表すため、今回のSLA制定に至りました。
SLA概要
安否確認サービス2におけるサービス品質の水準を定め、これを保証するものです。月間稼働率を定め、お客さま契約ごとの月間稼働率が規定値を下回った場合、稼働率に応じて返金を行います。
安否確認サービス2は、これまで継続的に稼働率を測定し、管理できる体制を整えてまいりました。直近3年間の稼働率も参考値ではありますが、公開しております。3年間のうち、32ヶ月は稼働率100%を達成しております。最低となる月でも、稼働率は99.7%を超え、安定した運営が実現できております。
https://anpi.toyokumo.co.jp/sla.html
代表取締役社長 山本裕次のコメント
多くのお客様、パートナー様に支えられ、昨年、安否確認サービス2は2,000社、100万ユーザーを突破するに至りました。改めて御礼申し上げます。
地震や台風などの災害時を中心にご活用いただいている安否確認サービス2ですが、2020年からはニューノーマルの社会において、日常利用をされることが増えて参りました。
安否確認システムというジャンルでSLAを制定し、守り続けることは簡単では無いチャレンジとなりますが、分かりやすく定義することで、お客様がより安心して安否確認サービス2をご利用いただけるよう、しっかり守っていける品質保証のお約束として実行して参りたいと思います。
これからもお客様からいただく要望に耳を傾けながら、誰でも簡単にご利用いただけるようなクラウドサービスを提供していきたいと考えております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
会社概要
商号:トヨクモ株式会社(Toyokumo, Inc.)
代表:山本 裕次
設立:2010年8月
Facebook:https://www.facebook.com/toyokumo
Twitter:https://twitter.com/toyokumo_
事業内容:トヨクモは、ビジネス向けのクラウドサービスを提供するサービス企業です。安否確認サービスやサイボウズ社の「kintone」に連携するクラウドサービス、日程調整が簡単にできるグループスケジューラーなどの提供を行っております。
2020年9月24日にトヨクモは東京証券取引所マザーズ市場(現:東証グロース市場)に上場いたしました。